先輩ライターの体験談

これでブレない!『5W1Hと簡易ペルソナ』で伝わる文章を作りましょう

この記事のタイトルとURLをコピーする
これでブレない!『5W1Hと簡易ペルソナ』で伝わる文章を作りましょう
https://kacoo.jp/blog/5w1h3214/

WEBライターといっても、個人ブログに記事を書いている場合もあれば、報酬の発生するメディアでライターとして活躍している場合などいろんな働き方があります。

現役で働くライターさん達が初心者時代をどのように過ごしてきたのか?ってちょっと気になりませんか?

誰でも最初は初心者ですが、プロブロガーさんやプロライターさん達が大切にしている、初心者ライターのうちにやっておいた方がいい「記事を書き始めるまえの準備」の項目をご紹介します。

基礎は5W1Hでライター自身の方向性を決める(確認する)

ベタですが、5W1Hや5W2Hに当てはめてみましょう。例題ではこの記事を書く時に作成した5W1Hの内容を見ていきます。

ここでのポイントは全て埋めなくても良いという事です。例えば「Why? なぜ?」の箇所が思い浮かばない。どうしても埋めれないという場合には早めの見切りをつけて飛ばしましょう。

ただ、なぜ思いつかなかったのか?などあとで見返した時に空白になっている理由がわかるようなヒントを残しておきましょう。

ちなみに5W1Hの順番は自分で並び替えてください。

テーマ WEBライター初心者 チェック項目 注意点
Who 誰が?誰に? WEBライター初心者さんが
When いつ? いつ?記事を書く前に
What なにを? なにを?作成すべきチェックリスト
Why なぜ?どうして?理由 理由読者に伝えたい事をはっきりさせるため
How どのように ストーリーを作るように
Where is it ? どこまで? 詳細なペルソナの作成やユーザーマップのような大規模で一人では収集しきれないような手法は紹介しない。

※「Where is it ? どこまで?」には、ここまでは書くけど、こういった事は書かない。のような内容を記載する。

たったこれだけの事ですが、記事の芯が決まりました。ここから記事内容のテーマ出しや、リサーチを行っていっても、この芯以外の事は内容に盛り込まないようにします。

ここで出したのは記事全体の流れになるので、読者像の事は次の章で考えていきましょう。

なので、紙で印刷するか、iPadなどで写真をとっておき、リサーチ中常に横におき、確認しつつ進めています。

またこの記事の場合、かなり読者像を絞ってあるので、楽ですがざっくりとしたテーマを作る時にはこういった構成案の軸となる根本の構成をまとめておくと内容がブレません。

自分は誰に向けて話をするのか?を考える

自分が誰に話をしているのか?が想像できないと気持ちが伝わりにくいと感じませんか?その通りで気持ちは伝わっていない事が多いです。

なので、読者を簡単に想定しておきましょう。そして、どんな事を伝えて、どのようなゴールになるのか?を決めてみましょう。

こうする事で、誰に、どう話せばよいか?が明確になるので、内容が固まってきます。

ペルソナみたいに、容姿や、年齢、趣味などを書き出すのでは無く、下記のようなざっくりとした質問2つか3つで十分です、必要なら必要項目を増やして対応していってください。

※ペルソナとは?
「人間の外的側面」の事を表していて、マーケティングを行う時に決める「企業が提供する製品・サービスにとって、もっとも重要で象徴的なユーザーモデル」の事を言います。

要するに、「この記事を読みに来る人」はこんな人じゃないかな?と想像上で作り出す事です。
(外部サイト)「ペルソナ」とは?~今さら人に聞けないマーケティング用語をおさらい!

主なターゲットは? 普段、子育てや主婦をやっていた人がメイン。
パソコン操作とか、ネット用語には弱め
記事作成前にぼんやりした状態で書き始めていた人
この記事で自慢できるところは? 具体的な例をあげて説明することで、実際の作成手順を見ながら勉強出来る。
この記事のゴールはどこ? 書き始める前準備の項目が、何のために必要なのか?を理解してもらう事。

先程の5W1Hよりも具体的な言葉にして書く事と、ゴールだけは最初に設定しておいた方が良いです。このゴールに向かって何を書けば良いのか?などが決まってきます。

自信の体験などから、意見があればまとめておく

「読者が知りたい事を記事にする」業界全体がこのような流れになってしまっているので、初心者ライターさんの多くは自分の経験や意見、感想は書いてはいけないと思っている人が意外と多いです。

書いてはいけないとされているのは、「体験談だけの記事」「体験談が混在した記事」「一方的な意見の記事」の事であって、自分の経験を元に記事は作った方が良い内容になるでしょう。

詳しくは「伝わる文章を自然に身につけるために始めると良い習慣」(近日公開予定)でご紹介しています。

注意してほしいのは、ここで自分の言いたいことをだーーーーっと書くためにこの項目を書くわけじゃありません。情報の取りこぼしが無いように記録しておくためです。

また、事前知識や先入観を捨ててリサーチする事の大切さを知りましょう。

自然と、書きたいことが読者の知りたいことになっていく

わざと自分の意見を一方的に伝えるような記事を書いているのでは無く、伝えたい事があっても情報の整理が上手にできずに、一方的な記事になってしまっているだけだと思います。

5W1Hのリスト、簡易版ペルソナ、自分の意見、を書き出してまとめていくうちに読者目線の記事になっていくことでしょう。

またテーマが広くなれば、設定も難しくなってくると思います。そんな時は一人で悩まずに誰かに相談してみましょう。弊社でライティングをされている方は、ぜひ担当者に相談してみてください。

記事が役にたったらシェアしよう
この記事のタイトルとURLをコピーする
これでブレない!『5W1Hと簡易ペルソナ』で伝わる文章を作りましょう
https://kacoo.jp/blog/5w1h3214/

関連記事

【例題で解決】自分では気がつきにくい、読みづらくなってしまう文章の癖

思い込みで記事を書かない!先入観を捨ててリサーチする事の大切さ

  • お仕事一覧
  • ご利用ガイド
  • よくある質問
【運営会社】
株式会社WEB企画
〒451-0045
愛知県名古屋市西区名駅3-10-17 IT名駅ビル2号館 3F
E-mail:kyuujin.info@webkikaku.co.jp

ページの先頭へ