
私が在宅ライターの仕事を始めたのは、4~5年前になります。元々、文章を書くのが好きだったので、ブログを書いたりしていました。
しかし、この時は、文章を書くような仕事をするとは全く考えていませんでした。
今までやっていた仕事は、手書き資料をパソコンで清書したり、テープを文章に起こしたり、データから情報を収集するというもので、自分で考えて文章を書くという仕事はほとんどしたことがありませんでした。
上記にも書きましたが、ブログやSNSは昔からやっていて、文章を書くことは嫌いではありませんでした。
昔は、音楽などを通して仲良くなった友達と情報を集めて冊子を作ったりしたことはありましたが、共通の話題がある人たちだけが目にするようなものだったので、幅広い世代の人が目にするような文章は在宅ライターを始めてから書くようになりました。
以前は、正社員として会社で働いていました。しかし、家族が病気になり介護が必要になった時、仕事をどうしようか考えていました。
介護と仕事の両立ができないかと思っていたのですが、病院の先生から「それでは、あなたが倒れてしまいますよ」と言われ、仕事を辞めることにしました。
最初は、介護に専念して仕事はしていませんでしたが、やはり長年働いていたので、何か仕事をしたいなと探していました。
しかし、介護をしながらの仕事となると、会社に勤めることは難しかったので、自分の好きな時間に働ける仕事を探していた時に在宅ライターの仕事を見つけました。
ライターという仕事は初めてだったので、まず試験に合格するかも不安でしたが、「とりあえず一歩を踏み出さないと!」と思いチャレンジしてみました。
今までは、ある程度できた原稿を、パソコンを使って綺麗に仕上げる仕事をしていました。しかし、在宅ライターは自分で情報を集めたりしなくてはいけません。
最初はいろいろと大変でしたが、情報を集めて調べていくうちに「こんなこともあるんだ!」と楽しくなってきました。
また、記事によっては自分の体験談を書くこともあります。少しでも自分の経験が人の役に立つと思うと、嬉しくなります。
情報を集める時も、知人に話を聞くだけではなくSNSなどで仲良くなった方なども体験談を話してくれたりして、仕事を通じていろんな方と知り合うことができたのも、嬉しいところです。
その他、情報を集めていると同じようなことでも全く違う記事が出てくる場合があります。どの情報が信ぴょう性が高いのか、その情報は古くないかなどを見極めるのも面白いです。
特に、ダイエットなどに関しては全く逆の意見があるので、どれが本当で、もし本当だとしても、どういうところに気を付けないと結果が出ないのかなどをさらに詳しく調べていくのは面白いです。
良かった点は、やはり自分の知らなかったジャンルの情報を知ることができるということです。
美容に関しても、メイク道具やメイク法は知っていても、その成分の詳しい情報などは知らないことが多かったのですが、記事を書く際に調べることで「この成分は本当はこんな効果があるのか!」とか「こういう使い方をした方が効果が高いのか!」といろんなことを知ることができました。
悪かった点はあまりありませんが、自宅での作業なのですぐに相談をすることができないということぐらいです。
特に、深夜しか時間がない時などは相談ができないので、翌日に繰り越すこともあります。
しかし、それが原因で仕事が全くできないということはないので、めちゃくちゃ困ると言うことはありませんでした。
最初、在宅の仕事は暗くて大変というイメージが強かったです。一人で地道に進めていく作業なので、閉鎖的な印象がありました。
しかし、始めてみるとそういうことは全くありませんでした。
反対に、いろいろと調べたりするために本屋へ行ったりすることもあるので、アクティブになりました。
記事を書く時、いろいろとアドバイスをくれるので本当に助かっています。
また、自分では分からない「世間はこういうことに注目している」ということも教えてくれるので、自分の知識も豊富になりました。
また、メールなどで相談をしてもすぐに対応してくれるので、心強いです。
在宅ライターというと、大変なイメージがあると思います。
最初は大変なこともありますが、会社は相談をすればいろいろと教えてくれるし、アドバイスもくれます。
また、在宅ライターの仕事は性別や年齢も関係ありません。自分で情報を集めながら書くことが多いので、知識がないからと不安になることもありません。
特に文書を書くことが好きな人は、始めると面白ことがたくさんあるので、是非チャレンジして欲しいです。