
私が在宅ライターの仕事を始めて、すでに10年以上になります。
何とも居心地がいいことと、素敵な仕事環境に恵まれたのが、長く続けられている理由なのだと感じます。
最初はいろいろな在宅ライターの仕事をさせていただきましたが、今が一番落ち着いて仕事をしています。
希望通りの仕事をさせていただいて、とても満足しています。続けてきてよかったなと思います。
もともとライターとして仕事をしていました。もとは出版社で編集の仕事をしていたのですが、文章を書く機会も多かったですね。
文章を書くという仕事はその頃から好きでした。
編集者としてはライターさんに注文をつけていましたが、自分で書くとなるとなかなか難しいものです。いつでも文章の難しさを感じていました。
難しいからこそ、挑戦し続けていきたい、と思ったのかもしれません。
難しくても、文章を書くことでそれを読んでくれた人が何かを感じる、新しいことを知る、ということは素晴らしいこと。それは常に感じていました。
正直に言いますと、在宅で文章を書くのは楽なのではないか?と思ったのです。
結婚をして会社を辞めましたが、引き続きライターをしたり、編集の手伝いをしたりしていましたが、段々外に出るのが面倒になってしまって…。
今思うと、その頃は運動もせず、家にいることが多かったので太ってしまいました。(余談です)。
でも文章を書きたい、という思いはありました。そこでネットで見てみると在宅ライターの仕事がいろいろあることを知りました。
一応主婦ですし、家事もやりたい、旦那さんにご飯も作らなければならないので、家で仕事ができるならそれに越したことはありません。
時間的に余裕もできて、家のこともできるだろうなと考えたのです。
確かに、精神的には楽かもしれません。他人に気を遣うこともないし、自分のペースで仕事ができます。
しかし、家で文章をひたすら書くのは、けっこう大変なことです。
大事なのは集中力ですが、時間があれば集中できるというものではなく、どうしたら集中して仕事ができるか?ということは、現在でも課題です。
他人から見ると、家で仕事ができてうらやましい、という声もありますが、楽に仕事ができていいですね、と言っているようにも聞こえてしまいます。
しかし、家で仕事をするのはけっこう根気が入りますよ。
一人で家で書いていると、ひとりよがりな文章になっていないか?文章は上達しているのか?下手になっていないか?マンネリ化していないか?など不安になることも多いです。
何といっても大変なのは、まじめにコツコツ書くことです。
基本的に怠け者なので、お尻に火がつかないとできないことも多いです。それでは慌てて書くことになってしまいます。そうならないよう、自分でも納得のいく文章を書かなければ、と思っています。
在宅の仕事は自分でペースを作って仕事をしていかなければなりません。それができれば、とても快適で充実したライター生活を送れますよ。
最初は在宅ライターとしての仕事にそれほど期待をしていませんでした。どんな期待か、というと、ライターとしてのやりがいや充実感です。
仕事をして原稿料をいただくことができればいい、内容や自分の書きたいことを書く、などということはできないもの、と思っていたのです。
家にいて、好きな文章を書く仕事ができるのだから、それ以上ぜいたくなことは言えない、と思っていたのです。
それがそうでもないんです。
今では自分の好きな内容、得意なことを書けるのです。これはなんと楽しいことか!
好きなことというのは、調べるのも楽しいし、考えることも苦になりません。思う存分それを書くことができるのはとても幸せです。
ただし、あまり夢中になって書いていると、腰は痛くなるし、肩も凝ってしまうので、ストレッチをしながら書かなければいけないな、と思っています。
また、しみじみ感じているのは健康には注意しないといけない、ということですね。
いくら自分のペースで書くことができるとはいっても、仕事ができなくて迷惑をかけてしまいますし、自分もつらいです。健康管理はきちんとしていきたいですね。
仕事をしていくうえで、コミュニケーションは必要です。
在宅ライターの場合、メールでのやりとりが基本なので、気を遣わないといえばそうなのですが、相手のことが分からない分、不安になるものでもあります。
しかし、自分は不安を感じることがありません。
担当者の方は常に気を遣ってくださり、気にかけてくれています。
何でも聞きやすいですし、困ったことがあっても、きちんと耳を傾けてくれます。安心して仕事をすることができます。
書きたいことを存分に書かせてくれること、自分のペースで書けることは、とてもありがたいことです。
そういった環境をいただいていることと、時々いただく温かいメッセージや言葉が励ましとなり、もっといい文章を、もっとたくさんの記事を書きたい、と思わせてくれます。