
ライティングのお仕事をさせていただいて半年になります。初めて挑戦した業種で、右も左もわからない状態で初めたお仕事ですが、最近になってようやく自分のペースがつかめるようになってきました。
在宅で仕事を始めようと思ったのは、パートに出たいと仕事を探し始めたときに子供がインフルエンザにかかってしまい、面接に行けなかったことがきっかけです。
子供が小さいうちは本当に何が起きるかわかりません。何かあったときに周りに気を使わずに休みが取れるような職場があれば・・・と探し始めたときに偶然目にしたのがライター募集の広告でした。
もともと文章を読むことは大好きでしたが、文章を書いた経験は全くありません。さらに、専業主婦で社会と離れていた時間が長かったため、自分の知識や技術が古すぎて使いものにならないのでは、という大きな不安がありました。
さらに依頼主と会うことも話をすることもなく仕事が進んでいくという、この仕組みそのものにも漠然と不安を持っていました。
ただ、ライターとして仕事をしてみたいという好奇心をおさえられず、未経験でも応募可能という言葉に惹かれ、思い切って応募してみました。
あの時、一歩踏み出して本当に良かったと思っています。まだまだ自分の文章に自信を持つことはできませんが、手探りながら何とか続けることができています。
自分のペースで仕事ができるということは、自己責任で仕事を完結させるということです。今まで忘れていた心地よい緊張感を感じながら、メリハリのある時間を過ごすことができるようになりました。
様々な知識を得ることで、自分の世界が広がっていくのはとても楽しいです。そしてその知識は、子供達のために確実に役に立っています。
一つ問題があるとすれば、文章を書くための下調べに夢中になりすぎてしまうことでしょうか。知っているつもりでいたことに新たな側面を発見したり、考えたこともなかったような事実を見つけると、時間が過ぎるのを忘れて作業してしまいます。
全くの素人の私が続けていけるのは、担当の方がしっかりフォローして下さるからです。一人ぼっちで作業している中で、「わからないことは何でも聞いて下さい」と言っていただけるのは本当に心強いですし、実際に色々と助けていただいています。
仕事を始める前に感じていた不安も、担当の方のおかげで今は全く感じていません。
また、同じサイトの中の他のライターさんの記事を読むと、表現の仕方や言葉の選び方・テーマの視点など色々と勉強になり、力をもらえます。
皆さんにお会いしたことはありませんが、勝手に親近感を持っています。
自宅で仕事ができるライターの仕事は、小さな子供を持つお母さんにピッタリの仕事だと思います。子供の学校行事にも積極的に参加できますし、何よりも家に帰ってきたときに「おかえりなさい」と迎えてあげられます。
私にとって文章を書いている時間は、お母さんになってから初めてできた自分一人だけの時間です。妻であり母である時間に影響が出ない程度に留めながら、自分一人の時間も楽しんでいきたいと思っています。