
ネット上にあふれる、文章力向上の記事はバズったものもあれば、検索しても出てこないような記事もあり数えだしたらキリがないです。
またWEBライターやプロブロガーという職業が普及しはじめた事もあり、この手の記事は人気があり、同じような記事を書いても視点を少し変える事でまたバズっていたりします。
本当に文章力を上げたいのなら『情報を探す』よりも『知る、書く、見直す』のフローを繰り返し行う事です。
鍛えるという事においては、文章力も筋トレも同じような考え方です。めいっぱい腹筋してもシックパックにならないのは、筋トレの量がそもそも足りていないからで、自分で考えた筋トレメニューでは無理。という事です。
文章も自分では沢山書いているつもりでも、絶対的に文章量が足りていなかったり、記事数も少なかったりします。書くチカラと同時に読むチカラも鍛えなくてはいけません。
記事や本で得た知識を1つ1つ試していく方法はとても非効率です。自分にはクリアできているなと思う項目は後回しにして、知らなかった事や、これやってしまってるかも・・という項目だけをピックアップしてガンガン文章を書いていきましょう。
です。
次に読むことの大切さと、何を読めばいいのか?についてです。書くのはアウトプット、読むのはインプットになるので、このバランスを保つ事が大切だと考えています。
できれば素人の書いた文章より、プロのライターが書いた記事かつプロの編集者が整えた文章を読むと良いです。
WEBで読みやすいと思うライターさんは『石原壮一郎さん』や『モリジュンヤ』さんで、おすすめのWEBサイトはWIREDです。
特にWIREDは導入文が素晴らしくて、いつ読んでも分かりやすく簡潔にまとめてあるなぁと見ています。雑誌ならではの文章量の決められた原稿作成のチカラでしょうか?具体的な文章力をつけるトレーニング方法はこちらの記事を参考にしてください。文章力の向上に効果的な2つのトレーニング
本や記事を読んで満足してしまっている人でも意識を変えて、自分で『知る、書く、見直す』の行動を起こさないといつまでたっても『知識ばかりの頭でっかち』になってしまいます。
厳しいことを言えば、自分で行動を起こせない人は、WEBライターという職業は向いていないかもしれません。
繰り返し『知る、書く、見直す』を行っていくと、ある程度、自分の文章の型のようなものが出来上がってきます。いわゆる自分流というやつです。これが意外と曲者だったりします。
経験を重ねるごとに考え方は凝り固まっていき、新しい事に手を出さなくなります。そこで立ち止まらずに常に新しい表現方法にチャレンジしていく事で、自分を常に最新の状態に保てます。
この考え方は日本人で初めてフェラーリのデザインをした奥山清行さんの言葉の受け売りです。行動しなくては何も得られないというのを伝える時にいつも紹介しています。
常に現役でいることと、新しい事を受け入れる柔軟さを持ちたいです。
以上を前置きとして、どうぞ文章力向上のための記事をご覧ください。