
実際に弊社に納品があった記事から、残念ですが受取が出来なかった記事の特徴をまとめてあります。
※ご紹介する例の前提として、下記のような作成はNGですと執筆ルールに記載してある状態での納品です。
この記事の目次
これは仕事内容にもよると思いますが、多くは一人称がメインとなる記事は受取をしてもらいにくいです。というのも筆者の思いを発信して欲しいのでは無く、読者のためになる記事を欲しいからです。
NG例
また急に「私・・」となると読んでいる人からすると、なんで急に筆者が出てきたの?誰?となってしまいます。自分の意見を書きたい気持ちも分かりますが、指定がある場合にはぐっとこらえてください。
内容にもよりますが、ただの自慢と捉えられてしまい最悪その時点で記事を閉じられてしまいます。
全てを断定して欲しいという事ではありません。毎回「だと思う」が続くのは、明らかなリサーチ不足または謙虚な気持ちがマイナス面に働いていますので、調べた事が正しいのであれば、しっかりと言い切る方が伝わるという事です。
NG例
こんな書き方をしてしまうと、本来であれば正しい内容も、なんだか間違っているように見えてきます。しかもこれは読者にすぐバレます。この記事はなんかおかしいな。と不要なところで疑問を持たれないためにも、調べた内容は自信を持って提供できるように検索力をつけましょう。
これが1番多いですが、例としてリオオリンピックが開催されていた時には、リード文に「リオオリンピックも開幕から4日経過しました。」などが書かれた記事が納品された事もあります。
書いている側からしてみれば自然に書いたのかもしれませんが、公開してすぐ読む読者もいれば、1年後か2年後に読む読者もいますので読者は「??」となってしまいます。
NG例
どうしても書く場合には「過去の出来事のみを取り上げて年月日を指定」してください。「2016年8月5日にリオオリンピックが開催されました。」記事テーマとこのリオオリンピックが密接に関係している事が前提ですが、このように書けば「いつ読んでもこの時期に行われたオリンピック」で終わります。
未来を表現する「2017年12月に開催される」という表現もこれを過ぎてしまってから読むとおかしくなってしまうのでNGです。
先程の一人称が入る内容に近くて、文末のまとめ方が毎回同じ締め方で終わっている文章のことを指します。以下例
「いかがでしたか?この記事であなたのライフスタイルが快適なものになる事を祈っています。」
このいかがでしたか?より前の段階できっちりと締めれている流れなので、この1文を入れる必要性は無いです。こういった定型化してしまった始まりや終わりの文が無いか確認しておきましょう。
NG例
状況に応じては、手順や理由を説明できるので便利に使えると思いますが、毎回こういった見出しだと話しは別です。
じゃあ少しづつならいいのか?という針の穴、重箱の隅をつつくような質問をもらう事がありますが、基本的には1つ1つ見出しを丁寧に作成する。のが読む人にとって分かりやすいと考えています。
適度に、「○○ その1…」という順番を示す見出しを織り交ぜるのは良い事ですが、全てこの状態で納品するのは禁止しています。
「見出し読み」をしても大体の記事内容が分かるように、一つ一つ見出しを作成してください。
どんな仕事でも同じですが、仕事にはルールがあります。いくら顔が見えていないネット上の仕事だとしても適当ではいけません。指摘をされると腹が立つ場合もあるかもしれませんが、真摯に受け止めて改善していけば、自分の力を認めてくれて次の仕事へのステップになったり、報酬アップに繋がったりしていきます。