
自分の知らない分野に入っていけ、興味の幅が広がることです。
パソコンに向かいながら「この記事を読む人はどう思うだろう?楽しく読んでくれるだろうか?」なんて考えてしまいます。そうすると「こんなふうに問いかけてみたら?こんな言い回しは?」とあれこれ考えることになるのですが、これが悪くない気分なんです。プロのライターになったような錯覚にとらわれるのです。
平日昼間は普通の事務員、夜やお休みはライターに変身!夢見がちな私にはとても楽しいことです。
昼間の仕事と違う世界で生きる、これが醍醐味かなと思います。
「空いた時間に出来る仕事を」が一番最初のきっかけでした。その中でライター業務を選んだのは、自分の発信するものを誰かに届けられる喜びです。
トークでのコミュニケーションはあまり得意じゃない。絵を描いたり、何か作るのもイマイチ。身体を使った表現も好きだけど自信がない。最終的に、自分が割と好きで得意な表現が「書くこと」でした。
書かせてもらえるのかどうか不安でしたが、試しに応募してみました。合格したときは、何だか自分を認めてもらったようでとても嬉しかったのを覚えています。ちょうど戯曲賞の応募に落選した時だったので、尚更だったのかもしれません。
これは本当にありがたいことなのですが、自分の知識の範囲が広がることです。
不特定多数の方に読んでいただくわけですから、いい加減な事は書けません。色々と調べるわけです。そうすると、今まで自分の知らなかった世界が広がってきます。読んで下さる方にお届けするために自分の中で一度噛み砕く作業は、知識を自分のものとして定着させてくれます。
趣味で演劇の台本を書いたりしていますが、このライティング作業のお陰で自分の引き出しが増えるなと感じています。これは思いがけず良かった点です。感謝です。
まだ始めたばかりですが、緊張しました。「こんな文章でいいのかな?」と不安になりました。でも、担当の方がきちんとフォローしてくれますし、ちゃんとライターとして扱っていただけることがとても嬉しいです。もっと分かり易くて面白い文章が書けるようになりたいと思っています。
私は、書くことに関する自分の技能を高めたいという思いで始めました。
人それぞれのきっかけや思いはあるかもしれませんが、興味を持ったらまずはやってみるのも良いかもしれません。思いがけず世界が広がり、新しい自分に出会えるかもしれません。
私もこれから自分がどうなっていくのか、楽しみにしています。