
一ヶ月のうちに書く文章を決めたら、あとはその納期までに自分でスケジュール管理をして書き上げるライター業。
この「スケジュール調整が自分の都合で出来る」というメリットはとても魅力的です。子供の予定や急な病気にも対応しやすくなるため、小さな子供がいるママにもぴったりのお仕事だと思います。
私には公立小学校に通う1年生の息子と、私立幼稚園・年中の娘がいますが、私立幼稚園は親が園に行く機会も多いもの。
しかし自分でスケジュールを立てられるライターという仕事のおかげで、園でのお手伝いや自由参加のサークルなどに積極的に参加することもでき、いわゆる園ママライフを楽しむことが出来ています。
「明日はお母さんも一緒に幼稚園だね!」と、嬉しそうな娘の笑顔を見ると、仕事をしながらも子供に寄り添えることにとても感謝しています。
また在宅ならではのメリットとして、家事の同時進行が出来るということ。晩ご飯のカレーを煮込みながらキッチンの横でパソコン作業をすることもしばしば。
そうすれば子供の帰宅後は息子の宿題をゆっくりと見てあげられたり、一緒に絵を描いて遊んだりといった時間の余裕が生まれます。
外に仕事に行っていると帰ってからがバタバタしがちで精神的にも疲れてしまいますが、そういったストレスなく過ごせるのも魅力的です。
息子が小学校に上がったことをきっかけに、何か私も新しいことを始めたいと思い応募したライターのお仕事。
あれから3ヶ月。ようやく自分のペース配分がつかめてきたように思います。
最初はひとつの記事を書くのにも膨大な時間がかかり、時給に換算したら「これは仕事と言えるんだろうか…」という状態でした。
しかし最近は徐々に時間の使い方もコツがつかめ、「この記事は○時間で書き上げよう」と目標を立てることでスムーズに仕上げられるようになっています。
ここでお仕事を始める前までは、ブログやSNSの個人的な利用はしていましたが、依頼された文章などを書くといったライター業に関しては全くの初心者でした。
応募の際は「こんな素人が手を挙げてもいいものだろうか」と求人サイトを見ながらも、しばらく躊躇していました。
しかし「良いも悪いも、やってみなきゃわからない!」と、思い切って応募。数日後、「是非ともライティングをお願いします。」とメールが来たときは久しぶりに胸が躍りました。
サイトにて記事を書くようになってからは、検索されやすい記事の書き方から構成の仕方へのアドバイス等、担当の方がとても丁寧にサポートして下さり、初心者の私でもコンスタントに納品出来ています。
最初は誰でも未経験…とはよく聞かれるフレーズですが、やはりやってみないことには始まらないもの。
初心者であっても、「書きたい!」「伝えたい!」という気持ちがあればすぐにでも始められるのがライターというお仕事だと思います。
在宅で仕事をしていると言うと、周りからは羨ましがられることもよくあります。交通費も仕事用のスーツも要らないし、何より気楽…そんなイメージもあるようです。
しかし逆に言えば、一日中、家で作業をしているので気持ちの切り替えが難しくなることも。
早朝でも深夜でもパソコンさえあれば出来てしまうのも、ついダラダラと長時間作業になりがちです。
先程は「子供との時間も持てる」と書きましたが、始めたばかりの時は子供に話しかけられているのにパソコンばかり見て、「はいはい」と軽くあしらってしまったこともあります。
逆に家の掃除や、たまった洗い物が気になって仕事を後回しにしてしまって納期ギリギリになって書き始める…なんてこともありました。
就業時間の区切りをしっかりと自分で決めておかなければ、仕事としての効率も悪くなりますし、仕事も家庭も中途半端になってしまうという残念な結果に陥りかねないのが在宅ワークだと思います。
スケジュールなどの管理がしっかりと出来れば、とても快適な在宅ライターというお仕事。
また、最初は自分の得意な内容の記事ばかりを選んで書いていましたが、それ以外の記事も執筆をするようになり、知識の幅が広がる面白さもあります。
自分の知っていること、興味のあることばかり記事にするのではすぐにネタが尽きてしまいますが、担当さんからテーマを投げかけてもらうことで自分では思いつかなかったものがかけることも。
それまであまり自分から調べようと思わなかった内容の事柄について書く時は終始、新たな発見の連続です。
調べること、情報収集が好きな私にとってはとても刺激的で、書くほどに面白くなっています。
今は妊娠・子育て関連に絞って記事を書いていますが、今後はそれ以外のジャンルにも挑戦してみたいと思っています。